
富士ヒルクライムでシルバーリングを獲得したいんだけど、どのくらいのパワーがあればいいのかな?
パワーデータや走行データを教えて!!
このような疑問にお答えします。
僕は富士ヒルクライムを1時間7分29秒で完走し、シルバーリングを獲得していますので、この記事の裏付けになると思います。
ロードバイク歴は3年で、そのうち2年はパワーメーターを活用しています。
この記事のポイント
- 富士ヒルクライムのパワーデーターと走行データを公開
- シルバーリング獲得に必要なPWRは4倍
惜しげもなく、パワーデータを公開するので今後参加する方は是非参考にしてくださいね。
Mt.富士ヒルクライムのパワーデータと走行データ
さっそく、富士ヒルクライムのパワーデータを見ていきたいと思います。

まずはパワーデータです。
パワーデータ
- タイム:1時間7分29秒90
- 年代別34位/完走887人中
- AP:222.7W / NP:226.0W / 体重:53.5kg
- PWR(パワーウェイトレシオ):4.16倍
自分で言うのもどうかと思いますが、シルバーリングの中でもまぁまぁ速い方です。
しかし、データを見ると完全に「前半突っ込みすぎて後半じり貧」というのが見て取れますね。初出場だとやはりペース配分が難しかったのも事実です。雨でサイコンも表示がほとんど見えず、感覚で走っていたため、パワーが上下に振れていて一定ペースで走れていないですね。
シルバーリング獲得するにはPWRで4倍、ゴールドリング獲得するにはPWRで4.8倍必要と言われているようです。実際に走ってPWRは4.16倍でしたが、タイムはゴールドリングに近いですね。ゴールドリング獲得にPWR4.8倍も必要ないかもしれません。(ゴールドリング獲得してないので実証できずすみません)
ただし、このパワーデータは標高が1,000m~2,000mの場所でのデータであることを考慮しなければいけません。普段と同じパワーが出すのは無理です。
富士ヒルクライムでのPWRは4.16倍でしたが、レース前のFTPから計算すると普段のPWRは4.6倍ありました。
やはり標高によって1割ほどパワーが下がっていると思われます。恐るべき標高マジック…
レース時のPWRが3.6倍~3.7倍でシルバーリングを獲得されている方もおられるようです。やはり、シルバーリング獲得には普段のPWRが4倍以上あればシルバーリングを獲得できそうですね。
続いて、走行データです。
走行データ
- 平均速度21.0km
- 平均ケイデンス:88.8rpm
- 平均心拍数:180bpm / 最大心拍数:191bp
緩斜面が多いのでケイデンスは比較的高めでしょうか。僕は軽めのギアで回す方が疲れにくい気がするので、ヒルクライムでも85~90rpmで登っています。登っているときはサイコンでケイデンスをチェックしないので、その辺は感覚です。
平均心拍数180bpmって高いですね。1時間以上走ってよくこの心拍数で走り切れたと感心します。さすがに標高が高くなった後半は心拍が上がらなくなっているようですね。
タイムに占める割合
完走した男子6,964人(主催者選抜クラスを除く)
- ゴールドリング獲得:68名
- シルバーリング獲得:688名
- ブロンズリング獲得:1,802名
参加された36%の方が、ブロンズリング以上のリングを獲得されていますね。シルバーリングを獲得すると上位10.8%です。上位10%ってカッコイイ!!
僕は上位2.26%です。ちょっと嬉しいですね(笑)
参考:ギア比
ギア比についても参考に書いておきます。
- フロント:52-36T (デュラエース)
- リア:12-28T (アルテグラ)
富士ヒルクライムは激坂はないので、32Tのような大きなギアは必要ないと思います。むしろ12-25Tでも良いと感じました。
まとめ
シルバーリングを獲得するには、普段からPWRで4倍を目標にすると良さそうです。
ゴールドリング獲得するには、やはり5倍近く必要になりそうです。
年々レベルが上がっているので、シルバーリングを獲得する方の割合が増えてきていますね。
もともと僕は週末ホビーライダーでしたし、スポーツ万能という訳でもありませんでした。半年ほど真面目にトレーニングしたらシルバーリングは余裕で獲得できたので、努力すれば割と誰でも取れるんじゃないでしょうか。
目標は人によって違うと思いますが、次の目標に向かって頑張りましょう!