レース前日
ホテルの温泉に入り、長時間の運転で疲れた身体をほぐします。ホテルに温泉があるのは本当に助かりました。
その後、近くの和食店で炭水化物多めの食事です。うどんやお米など比較的消化の良いものですね。まぁ天ぷらも食べましたが…
食事の帰りにスーパーへ寄り、翌日の朝食を調達。20時には部屋に戻りゆっくり過ごします。自然と眠くなり21時には就寝できました。
レース当日
レーススタート!!
いよいよレーススタートです!主催者選抜から順番にスタートし、徐々に緊張感が高まります。
そして、Eブロックのスタートの時間がやってきました。7時15分、スタートです!
しかし、いきなりトラブル発生です。なんとクリートがハマらないではありませんか!!少しばかり格闘して無事にハマりましたが、前方の先頭集団は先に行ってしまいましたが、まだ計測地点の手前だったため周囲の方々と自然に協調体制が取られ、トレインが出来上がります。
スタート直後からゴールドリング狙いと思われるペースで走るトレインに乗ることができ、良いペースを刻みます。しかし、標高が1,000mを越えているとさすがに厳しく、心拍も一気に跳ね上がります。1合目につく前にハイペースを刻むトレインからは脱落です。はい、終了…
脱落しても気持ちは切らさずに淡々と走りました。ずっと単独走という訳ではありません。周りには誰かがいるので、その場で3人~4人ほどのトレインが出来上がります。後方から抜いてくるトレインにブリッジしたり、中切れを埋めたり、中切れを埋め切れずに単独走になったり…。「富士ヒルクライムの展開はなかなか面白いなー」と思いながら走っていました。
スタート直後に飛ばし気味だったので中盤はかなりキツかったですが、中盤から後半は集団で走る時間も多く、所々休むこともできたので集団のメリットは大きかったと思います。
ゴール前の平坦も集団で駆け抜け、ゴールに向けてスプリントをしたかったですが、全然パワーが出ずに何とかゴールです。
ゴールした後、サイコンのラップボタンを押すと1時間7分33秒でした。サイコンにはタイム表示をしていなかったので、ここではじめてゴールドリングに届かなかったことを知ります。
「ゴールド取れなかったか…。まぁこんなもんかな。クライマーにはなれなかったな…」
というのが率直な気持ちです。予想していたタイム通りの結果だったので、満足感もなければ、悔しいという気持ちもなかったです。
ゴールした後、止まると両足の太ももがパンパンで産まれたての小鹿みたいになっていたので、すべてを出し切ることはできたようです。
レースを終えて
レースを終え、あまりにも寒かったのでレストランで暖を取って先輩を待っていました。疲れた身体にコーラが染み渡ります。
先輩も無事に完走し、2人揃って下山しました。下山でパンクしたのはここだけの話です。雨に打たれながらのパンク修理はさすがに堪えました。
何とか下山し、シルバーリングを受け取ります。吉田うどんは暖かくておいしく、冷え切った身体を温めてくれました。
正式タイムは1時間7分29秒でした。あと2分半でゴールドリング獲得でしたが、この2分半は途方もなく遠い気がします。
帰りは温泉に入り、ラーメンを食べ、車中でお菓子パーティーが開催されました。自宅に帰って体重を測ると56.3kgでした。1日で約3kgも増えました(笑)
これにて富士ヒルクライムは終了です。参加された方、雨の中お疲れさまでした。
パワーデータと機材
パワーデータ&走行データ
AP222.6W / NP226W
PWR:4.16倍(体重53.5kg)
平均心拍数:180bpm / 最大心拍数:191bpm
平均ケイデンス:88rpm
レース機材
フレーム:Wilier GTR Team
ホイール:Mavic KSYRIUM Pro SL
タイヤ:Continental GRAND PRIX 4000S2
コンポーネント:DURA ACE & ULTEGRA Mix
パワーメーター:Pioneer
重量:7.8kg
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