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Wahoo KICKR CORE インプレッション【使用レビュー】

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スマートトレーナー

こんにちは、Takaです。

今回は購入したWahoo KICKR COREのインプレッションです。

平日は朝から夜まで仕事、待ちに待った週末は子どもの遊び相手、走ろうと思った時に限って悪天候で走れない…

特に今年はコロナウィルスの影響により、外出自粛になったりと何かと制限が多かったり…

Wahoo KICKR COREを購入したのは、時間や練習環境が限られる中でもトレーニングができる環境を作るためです。

僕だけでなく、社会人サイクリストの多くはこのような悩みを抱えているのかもしれません。

限られた時間や環境を上手に活用するための1つのアイテムとしてWahoo KICKR COREをレビューしたいと思います。

実際にKICKR COREを導入して半年経過したトレーニング成果にも触れていますので、ぜひ最後までご覧ください!

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Wahoo KICKR COREとは

ローラーの種類としてはダイレクトドライブ式。

自転車のリアホイールを外しローラー台に付いているスプロケットに装着させて使用するタイプです。

普段使用しているホイールやタイヤを固定しないので、タイヤがすり減ることやホイールへのダメージがありません。
部屋がタイヤ屑で汚れたりする心配がないですね。

重量は20kg程度と持ち運びには不便な重さですが、その分安定感は強く感じられます。

KICKR COREの性能はWahooの公式サイトや各種メディアがまとめてくれているのでそちらをご覧ください。

Wahoo KICKR COREの外観・同梱物など

梱包されている箱は重たいので注意

組み立ても比較的簡単にできる

説明書・アダプタなど

付属のボルトで止めるだけでセットアップ完了

Wahoo KICKR COREの魅力

室内ローラーの特徴である

  • 思い立った時にすぐに乗れる
  • ボトルなどの補給がなくなってもすぐに補給できる
  • ライドが終わればすぐにシャワーを浴びられる
  • 狙った強度でトレーニングができる
  • 交通事故も信号待ちも心配ない

といった特徴も当然ながら、Wahoo KICKR COREだからこその魅力を紹介していきます。

静音性

ダイレクトドライブ式の室内ローラーの比較記事やレビューでも取りあげられていますが、Wahoo KICKR COREの静音性はとても高いです。

ローラーを回していると自転車のチェーンの擦れる音の方がうるさいと感じます。最も大きい音はギアを変速する音でしょう。

検証動画やレビュー記事でローラーが回る時の重低音が響くと表現されますが、Wahoo KICKR COREではそのような重低音は気になりません。

KICKR COREの出す音は他のトレーナーより高い音が多く低い音が少ない傾向にあるようなので、近くで音を聞くと大きいのですが他の部屋に伝わる振動は少ないようです。

部屋中に響き渡ったり、近隣への騒音になったりすることはまずないでしょう。

とはいえ、周囲も静かになる夜遅くにローラーに乗るとなると、さすがに迷惑になる可能性もあります。その辺りは常識の範囲で乗る方が良いですね。

自動負荷調整機能による実走感

負荷の変化の仕方としては、斜度の変化の合わせ負荷が自動で調整されていきます。

特にZwiftと連携してバーチャルでライドをしている時は斜度の変化が負荷として感じられ、ヒルクライムコースで斜度が10%以上の激坂ではズッシリとペダルが重くなり、より実走感を感じられます。(この自動負荷調整機能がERGモード)

せっかく室内ローラーを導入しても乗る機会が少なくなり、埃をかぶるといった悩みの原因の多くは、外を走っている時と比べあまりにも実走感がないという点が挙げられると思います。

レースの動画を見る、ドラマやアニメ、音楽を流すなど色々な工夫をして単調なローラーでの練習にメリハリをつけようと対策を講じている方も多くいると思います。実際、僕自身も固定ローラーを使用していた時は動画を見ながらトレーニングしていました。

しかし、実走感を感じられないことを紛らわすのではなく、自動負荷によって限りなく外を走っている感覚に近いローラー台を使用した方がモチベーションも上がり、Wahoo KICKRはそれが標準で搭載されていています!

変化するコース状況に応じて負荷が変わるので練習を意識せずただサイクリングするだけで楽しいですし、グループライドやレースに参加すると更に楽しいですよ!

勾配の変化に合わせてトレーナーの負荷が変化するのがKICKR COREの魅力ですね!

さらに、Zwiftを活用すればミートアップという機能が備わっており、リアルのチームメイトなどの仲間と一緒にライドをすることもできるのでモチベーションアップも間違いなしです!

もちろん、FTPを計測の時や、その他のワークアウトを行う時はERGモードを切ることはできます。トレーニング内容に合わせて切り替えができるのでうまく使い分けたいですね!

ちなみに僕は以前Tacx NEO SMARTを使用していた時期があります。しかし、こちらは数ヶ月で手放しました。

Zwift内で勾配が強くなった時の下死点あたりでの負荷のかかり方が実走とは少し違うなと感じたためです。

感じ方は個人差があると思うので比較するのは難しいですが、自動負荷のかかり方はKICKR COREの方が自然に感じます。

気になる方はショップやイベントなどで試乗してみると良いでしょう。

ライドまでの手間が限りなく少ない。

Wahoo KICKR COREを購入し自宅に届いたら、ローラー台を組み立てる必要がありますが、説明書を見なくても組み立てられるほど簡単です。

組み立ててスプロケットを装着すればすぐに使用することができます。

注意点としては、KICKR COREが梱包されている箱がとてつもなく重たいです。移動させる際に腰を痛めないようにだけ気を付けた方が良いでしょう。

KICKR COREはBluetoothの接続時間のタイムラグがほとんどなく、自転車に乗る前の余計なストレスが限りなくゼロ。

さらに、KICKR本体は電源ボタンやBluetoothのスイッチもなく自動で連携してくれるためセットアップも楽チンです。

BluetoothだけではなくANT+規格にも対応していますよ!

走る準備はできているのにローラー台とアプリの接続ができない、各種機材の電源を付け直してペアリングされるのに時間がかかる、といった出鼻を挫かれることはWahoo KICKR COREにおいてはほとんどありません。

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実際にWahoo KICKR COREを導入して変わったこと

Wahoo KICKR を利用し、生活に変化が生まれました。

平日のトレーニングが日課に

平日でも練習時間を確保できる。これは最大のメリットです。

空いた時間にサイクルジャージに着替えすぐにZwiftでワークアウトを開始。

Zwift内の距離の目安としては35㎞~70km、時間は1時間~2時間程度。

ライドの中で80~140TSSを目処にトレーニングしています。

雨だから走れない、という心配が全くないのは良いですね!

練習の意識が距離から強度へ

Wahoo KICKR COREに搭載されているERGモードのおかげもあり、練習の強度の調整が容易になりました。

Zwift内のワークアウトを利用すればその日のコンディションに合わせてトレーニングの強度を調整できます。

詳しい方ならデータに基づいてトレーニングプランを自分で作成することもできます。

実践の中でトレーニングしたい方はZwiftのイベントレースに参加したり、コースの時々に存在するスプリント区間やKOM区間でTTをしたりと自分にあった方法で1回のライドの強度を調整できることもメリットだと思います。

外を走るのが億劫になる

これはあまり良い変化とは言えませんが、室内ローラーとして利便性がとても高く機能面も申し分がないために、休日にまとまった時間があってもわざわざ外に行かなくなることが多くなりました。

Wahoo Kickr Coreを導入してからは、月に1回ほどしか外を走らなくなりました。

ERGモードのおかげで強度をコントロールしやすくなった反面、ロングライドをする機会がなくなってしまいました。

これはあまり良い変化とは言えませんが、室内ローラーとして利便性がとても高く機能面も申し分がないために、休日にまとまった時間があってもわざわざ外に走りにいく必要もないのかもしれません。

Kicke CoreとKicker Climbを合わせて使っているので、ERGモードで負荷の再現だけでなく、勾配の再現もすることができます。

Kickr Climbを導入すると家にいながらヒルクライムを楽しむことができるので、家庭の事情で制限があっても実走に近いトレーニングすることができますよ!

トレーニングの成果が出やすい

KICKR COREを導入してから半年でFTPが57W向上しました。

具体的にお伝えすると、KICKR COREを導入する前はFTPが190W、PWRが3.5倍でした。

半年経過した時点で、FTPが247W、PWRが4.6倍に向上しました。

週末だけでなく、平日もトレーニングできるようになったことが大きいです。

Zwiftには目的別にワークアウトプランも用意されているので、しっかりとトレーニングしたい方はそういったプランも試して見ると良いと思います。

僕はTrainerRoadで作成したワークアウトプランを元にトレーニングを行なっています。

事前用意必須のアイテム

Wahoo KICKR COREが届いたらすぐに乗りたいという気持ちになると思いますが、「Wahoo KICKR COREが届いたら組み立ててロードバイクをセットすれば準備完了!」という訳にはいきません。

いくつか必ず事前に用意しておくものがあります。

  • スプロケット
  • 電源変換プラグ
  • ANT+ドングル(MacBookは不要)

スプロケット

上位機種のKICKRにはスプロケットが付属していますが、KICKR COREにはスプロケットが付属していません。

KICKR COREが届いたらすぐにトレーニングできるようにスプロケットを用意しておきましょう!

普段使用しているスプロケットをKICKR COREに移すのもアリですが、毎回付け外しするのは大変なので別々に揃えておくことをオススメします。

トレーニング用なのでこだわらなければ、105のスプロケットで十分だと思います。

105のスプロケットはこちら

電源変換プラグ

Wahooはアメリカの企業ということもあり、電源プラグの形状が違います。

したがって、海外の家電製品を日本で使うための変換プラグをあらかじめ用意しておきましょう。

変換プラグにも種類がありますが、BFタイプのプラグを日本のAタイプに変換するものを選んでくださいね。

ANT+ドングル

WindowsがインストールされているPCではANT+ドングルが必要です。ANT+ドングルがないとPCに接続することができません。

MacBookはANT+ドングルがなくてもBluetoothで接続できます。

ANT+ドングルは大手ではGARMINが有名だと思いますが、結構値が張ります。

僕はAmazonでお手頃な「Allez」というメーカー(?)のANT+を購入して使用していますが、接続に問題もなく使用できています。

ケイデンスセンサーも以前は別途用意が必要でしたが、KICKR COREファームウェアのアップデートによりケイデンスセンサーなしで計測できるようになりました。

ANT+ドングルはこちら

まとめ

今回はWahoo KICKRのレビューをしました。Wahoo KICKR COREに興味がある方は、競技志向の強い方が多いかと思います。

Wahoo KICKRシリーズはTEAM INEOSなどのトッププロも使用しており、その性能は折り紙つきです。

決して安くはない商品ですが、使ってみれば値段以上の満足感は得られるはずです。

また、社会人サイクリストとなると落車して仕事に支障が出るようなことは避けなければなりません。

室内トレーニングであれば落車のリスクもなく、安心してトレーニングすることができます!

この機会にWahoo KICKR COREの導入を検討してみてはいかがでしょうか。ハイスペックなローラーは気持ちが高まりますよ!

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