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第17回Mt.富士ヒルクライム参戦記

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トレーニング

Takaです。

2021年6月6日、第17回富士ヒルクライムに参加してきました。

2020年の5月にロードバイクを再開してPWR3.1倍からスタートし、ゴールドリング獲得を目指してきました。

そして今回の記事は富士ヒル参戦記となります。

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リザルト

まず初めにレースのリザルトから。

タイム 1時間6分10秒
年代別15位

トレーニング仲間とトレインを組んでゴールドペースで走っていましたが、40分をすぎたあたりで脱落してしまいました。

ゴールドリング獲得まで1分10秒届きませんでした…

あと1分10秒なのですが、この1分10秒はすごく遠く感じます…

ゴールドは遠いですねぇ…

データ

パワーデータなどについて見ていきましょう。

AP230.1W
NP232.3W
PWR4.31倍
平均心拍数182bpm

現地入りしてから体重は計測していないのでPWRが合っているかわかりませんが、家を出る前の計測で53.3kgだったのでこちらをもとに計測しています。

振り返り

ここからは長くなります。(スミマセン…)

スタート前

3時前に起床。アラーム一発で目が覚める。

体は軽い。脚の疲労も抜けている。

今日の自分は強いと確信した。

いつも通りオーバーナイツオーツを食べる。

食べ足りなかったので5個入りのあんパンとピーナッツパンを合計10個食べた。

ホテルにいても暇なので早めに会場に向かう。

一緒にトレインを組む仲間と合流。

SNSの交流だけで、リアルでは初めましての方も多いので挨拶をしつつウォーミングアップをする。

雨もパラついて来ていたので、ホットジェル的なやつを塗って体が冷えないようにした。

で、会場に移動してスタートを待つ。

【序盤】

スタート直後はゴールドを獲得しようと集まったトレインの後方からスタート。

ゴールドトレインなので試走の時よりも当然ペースが速い。

心拍数も当然上がる。パワーをチラチラ見てたけど、L4に入ってしまうこともあったけど、まぁ大丈夫なペースかなって感じだった。

心拍数は180bpm前後で推移してたけど、そこまで苦しくなかった。

いける!と思ってた。

ただ、トレインの後方からスタートしたため、断続的に中切れが発生したりして、埋めるのに脚を使った感じがする。

序盤だったのでそこまでダメージを感じることなく走れていたと思う。

一方、集団の中にいたことで空気抵抗はかなり軽減されていた。集団の力はホントすごいわ。

しっかり周りも見れていたし、少しづつ集団の後方から中盤に移動していき快適に走れていたはず。

一緒に切磋琢磨してきた仲間とトレインを組んで並んで走っているのは本当に胸熱だった。

中盤

中盤になると集団から脱落する方も増えてきて、ペースアップしなければならないタイミングが増えてきた。

この時、もう少し前方でスタートすべきだったな、と思い始める。

ペースで走る分には問題ないものの、地味にインターバルのダメージが蓄積しているみたいでペースのアップダウンが結構キツくなってきた。

あっ、これはヤバい…と思った。

そして3合目から4合目の鬼門だと感じていて、やっぱり向かい風だった。

この区間で集団前方が少しペースアップしたのか、中切れが発生して何度か埋めるも、さすがに標高2,000m付近で何本もインターバルできる訳がない。

苦手な向かい風区間で千切れた瞬間(たぶんスタート後40~45分くらい)富士ヒルゴールドは手中からあっけなく溢れ落ちた。

普段からインターバルトレーニングを避け続けてきたことを後悔した。

終盤

ゴールドトレインから脱落したものの、ペースで走る脚は残っていた。

ゴールドは取れなくてもベストは尽くそうと思った。

一瞬ペースを落として脚を休めて周囲を見渡す。

5人くらいでトレインを組めそうだったので声を掛け合って走る。

みんなキツそうだったけど、1人が緩斜面を長いこと引いてくれて少し休めた。

自分も登りでは前を引いて全力を尽くす。

自分はわき腹が痛く、全員きっとギリギリの状態だろうし、その場で形成された集団だったけど声を掛け合って、励ましあってこの時はすごい楽しかった。

奥庭駐車場の登りを越え、1人の選手が僕のことを知ってくれていたみたいで「Takaさんのためにアシストで前引きますー!!」って平坦区間を引いてくれた。

もうこの時ゴールドは取れないとわかっていたけど、この選手の言葉・気持ちがすごく嬉しくて後ろに付きながら涙が溢れてきた。

本当にありがとう。

最後のトンネルを抜けたらもがいてゴールしたかったけれど、もう脚がなくなっていた。

手元で1時間6分12秒。

ゴール後

ゴールして預けた荷物を受け取り着替える。

普段からZwiftで一緒に練習している仲間、試走で一緒に走った仲間から「ゴールドリングを獲得した!」と報告を受ける。

本当におめでとう。

もちろんゴールドを獲得したのは一握りの仲間で、大半の仲間は悔しい結果になったがこれが現実。

自分は悔しいという感情より、一緒に練習や試走した仲間がゴールドを獲得や入賞したことが自分のことのように嬉しかった。

早めに下山する雰囲気だったので、撮影を済ませて下山。

下山後

トレインを組んだ仲間とレースの振り返りをしたりして楽しい時間だった。

エンデュランスロードにアルミフレームで1時間6分10秒なんだから頑張ったでしょ。

機材が違ったらゴールド行けてたのかな、なんて思ったり。

それは考えても意味のないことだし、機材には全く興味がないのでどうでもいいこと。

妻にゴールド取れなかったよ、と電話したら「でもシルバー取れたんでしょ?お疲れさま!」と。

その発想はなかったな。

ゴールドを獲得すること以外眼中になかったから、シルバーを獲得したってことをすっかり忘れていたよ。

でもゴールドじゃなきゃダメなんだよね。

リモートワークの運動不足を解消する程度で良いと思って、1年1ヶ月前の2020年5月にロードバイクを1年ぶりに再開。

急にスイッチが入って2020年6月からゴールド獲得を目指して真面目にトレーニングを積み上げてきた。

1年1ヶ月でPWR3.1倍からPWR4.85倍まで上げて、1時間6分10秒の結果を残せたので頑張れたかな。(ゴールドは取れなかったけど…)

レース本番、試走、それに至る過程の全てが楽しかった。

ゴールドを目指すのはこれが最後になるけれど、富士ヒルではまた違う楽しみ方ができたらいいな。

一緒に練習してくれた皆さまに感謝を込めて、ありがとう。

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